春から秋にかけて、シイ?カシ林や雑木林の広葉樹倒木や枯枝に発生する。クロコブタケ(シイタケの害菌)という子菌類に寄生する菌寄生菌であり、シイタケのほだ木に発生することもある。このキノコは発生している周辺を見れば、黒いクロコブタケがどこかにいる。
形は不規(guī)則で、花びら狀やとさか狀と表される。子実體はゼリー質(zhì)(ゼラチン質(zhì))でやわらかく、白く半透明。裏表の區(qū)別はなく、両面に胞子ができる。キクラゲ同様、乾燥すると小さく縮み、濕ると元に戻る。
中華料理の食材として栽培される。中國では「銀耳」と呼ばれて栽培され、乾燥品として出回っている。キクラゲと同様に水で戻し、湯通しして使う。なめらかば口當たりが特徴だが、自身には味がない。主にスープの浮き実やシロップ漬けにしてデザートなどにされる一方、不老長壽の薬としても珍重されている。
シロキクラゲは、血中や肝臓のコレステロールを低下させる効果が高いとされており、動脈硬化、心臓発作に効果的であると言われており、シロキクラゲを利用した料理として中華料理の銀耳羹(シロキクラゲのスープ)などがある。