中古盤

輸入盤

ブルースロックにソウルやヒップホップの味付けをしたスタイルで一聴した限りいつの時代のバンドかわからない（笑）。まるで60年代の音楽を聴いているような錯覚に陥る。

それでも數(shù)年前に流行った60年代リバイバルムーブメントの連中と一味も二味も違うのは、この素晴らしいサウンドとプレイ。ギター、ドラム、ベースのシンプルな編成で、ギターは一切エフェクターを使っていないストレートなサウンド、ドラムのおかずは殆どスネアしか聴こえない,という極限までシンプルな、まるで同じスタジオに入って間近で聴いているような生々しいサウンド。それと特筆すべきは、黒人顔負けのソウルを感じるＶＯ。

それでいて古臭くなく、代官山のカフェでかかっていてもおかしくないお灑落さがあるのは、彼らが若いからという理由だけではないだろう。とにかくセンスが抜群なのだ。